ニキビの原因

高齢出産後のニキビには「角質ケア」

ブロック

産後のニキビの大きな原因となる
睡眠不足&ストレスについて、お話してきました
(参考記事:ニキビには睡眠が大事だけど、その前に赤ちゃんに寝てほしい2
ストレスを少しでも解消して、ターンオーバーを正常に

具体的にニキビ肌のスキンケアについて考えていきましょう。

ニキビの原因:気をつけたいのは「角質」

ニキビができる根本的な原因をさぐると、
・ストレスによるホルモン異常、
・睡眠不足によるターンオーバの乱れ
・食事の栄養が偏っている
などなど、原因はたくさん出てきます。

でも、ニキビができる直接的な原因は、
「皮脂の分泌が多すぎること」
「角質が厚くなること」
の2つです。

若い時代だったら皮脂の分泌のほうが問題になりますが、
高齢出産をした私たちには、角質が厚くなることのほうが
重大問題です。

特に、産後は身体が疲れているし、生活は不規則になるし、
どうしても肌のターンオーバーが乱れがち。
角質が厚くなることが多いです。

ニキビができあがるまでの工程

ここで、ニキビのできる順序を見てみましょう。

1.角質が厚くなって、古い角質が毛穴にたまる

2.皮脂が毛穴につまる(白くポツッとできる、白ニキビ)

3.皮脂がたまったところに、アクネ菌が繁殖して、炎症を起こす
(赤く炎症が起きる、赤ニキビ)

4.赤ニキビが膿をもつ(黄色くなった状態。黄ニキビ)

5.ニキビ痕になる

そうです。
ニキビができる最初の原因は
「角質が厚くなる」ことと
「皮脂が必要以上に分泌されること」
です。

でも、高齢出産の世代といえば、35歳以上。
もう、この年になると皮脂の分泌は少なくなっている人が
多いはずです。
思春期に顔のベタつきで悩んだことが懐かしく思い出されませんか?

とすると、私たち世代のニキビの原因は、角質の異常である
可能性が高いということになります。

あなたは、
「昔より肌が固い」とか
「ほっぺがゴワゴワする」とか感じませんか?
もし感じていたら、角質が厚くなっています。

高齢出産と言われる世代になると、
体がいろいろサボり始めるんですよね。
肌のターンオーバーもゆっくりになってきて、
古い角質が肌に残りやすくなります。

古い角質が残っている結果、角質が厚くなります。
おまけに、古い角質が毛穴に詰まります
(つまった角質が「コメド」です)

そして、ニキビ肌になるというわけです。

角質ケアに重点をおいて

角質ケアは、私たちの世代にとって、かなり重要であることが
おわかりいただけたでしょうか。

次回からは、角質ケアのお話しです。