派遣社員として初めて行った会社での初仕事は、
加湿器の掃除でした。
そんな話、美容と関係ないでしょ?と思われるかもしれませんが、
実は、水道水が今回の話<洗顔料は何を使うべき?>に
大きく関わっているのです。
話は大きく周り道していきますが、最後までお付き合いいただければ
嬉しいです。
ドクターズコスメでのオススメは、洗顔石けん
美容についてちょっと研究したときのこと。
初めて手にとった本は、
美容皮膚科医の方が書いた本でした。
そこでの洗顔料の選び方を完結にまとめると
1.余計な物を含まない固形石けんが最高!
2.油分が入っている洗顔料は避けて~
3.洗顔は肌をこするとキュッというくらいがいい
もう少し説明すると、
洗顔の目的は皮脂を落とすことだから、
きっちり皮脂を落とすこと。
洗顔後に顔をこすると「キュッ」というくらいがベスト。
油分の多い洗顔ドーム(クリームタイプの洗顔料)や
リキッドタイプは、油分が顔に残るからダメ
ということです。
私も、それをしばらく信じていました。
固形石けんは、石けんカスが出て、ニキビの原因に
しかし、、改めて調べてみると、
「固形石けんなんて、バカじゃねーの?」という説を見つけました。
化粧品開発の現場におられる方の中には
「固形石けんを使うなんてありえない」という人もいるのです。
詳しく説明しましょう。
おそらく、あなたは、洗顔するときには
水道水を使っていると思います。
実は、水道水にはカルシウムやマグネシウムといった
ミネラルが含まれています。
冒頭に書いた加湿器の掃除の話は、
水道水を入れて使っていた加湿器が、
カルシウムの結晶だらけになってしまったために
起こった仕事でした。
(クエン酸では落ちきらなくて、結局削り取りました…)
加湿器だけではなく、蛇口の白い汚れや
ポットに付着する白い結晶は、水道水のミネラルです。
この水道水のミネラルは、石けんの成分(脂肪酸)と、
すぐにくっつきます。
お風呂に入って、石けんで体を洗うと、
洗面器にほわほわ~っとしたものが浮かんできます。
それが、水道水のミネラルと石けんの成分がくっついてできた
「石けんカス」です。
ミネラル=金属とくっついている石けんなので
「金属石鹸」とも言います。
この石鹸カスは、洗顔をしたときにもできています。
おまけに、すすいでも顔に残ります。
顔に残った石けんカスは、通常、肌の常在菌が食べて
なくなっていきます。
でも、毛穴に石鹸カスが詰まると、
アクネ菌が石鹸カスを餌にして大量発生し
ニキビの原因になってしまうこともあるのです。
おまけに、洗顔後に、肌がキュッとするのは、
石鹸カスの手触りらしいのです。
やだ!
洗顔して肌が綺麗になったと思っていたら、
実は石鹸カスだったなんて!
ショックです。
結局、何を選ぶかは、試してみないとわからない
私は、固形石けんがいいという話を先に読んでいたので
ここ2年くらい、洗顔にはずっと固形石鹸を使っています。
特に固形石鹸でニキビが多くなった経験はありません。
でも、ニキビが全く出来なかったかと言われれば、
それも違います。
ポツポツとニキビはできたことがあるので、
もしかしたら、石鹸カスでニキビができていたのかもしれません。
逆に、「HANA」とか「母の滴」とか、
固形石鹸でない洗顔フォームでも素敵なものが
ありました。
(母の滴はまだ紹介していませんが)
結局、美容皮膚科医の方と、化粧品開発の方と
どちらの方の意見が正しいのか、素人の私にはわかりません。
どちらの考えも正しいように思うし、
どちらの考えも間違っているように思えます。
とすると、一般消費者である私ができることは、
やっぱり試してみることしかないのです。
ただね~、
固形石鹸だと、なくなるのに時間がかかるのよね。
だから必然的に紹介できるものが少なくなります。
(特に、POLAのdソープ!1個使い切るのに半年かかったわ・・・)
でも、できる限り、使用感などをお伝えして
いきたいと思っています。
それが、いつか誰かのお役に立てればとても嬉しいです。
参考までに
母の滴はこちら
>>>母の滴トライアルセット
POLAのdソープ
>>>【D(ディー)】「大人の毛穴」に濃密あわせっけん