今回は、クレンジングについて書きたいと思います。
ネットで調べれば、クレンジングの方法は、
たくさん出てきますよね。
「こすらない」とか「やさしく」とか。
でも、本当に正しい方法でできているでしょうか?
情報はあふれているのに、意外と
正しくできていないのもクレンジング。
やっちゃダメ!って言われても、間違った方法で
やってしまうのもクレンジング。
情報過多のクレンジングではありますが、
今一度、基本をおさらいしてみましょう。
なまめかしいクレンジングがプロの技
実は、私は某コスメメーカーの二次代理店をしていたことが
あります。
二次代理店の人は、エステの講習も受けなくてはなりません。
エステ講習で驚いたのは、クレンジングの手つきが
「なまめかしい」こと。
「色っぽい」「つやっぽい」という感じも、近いかもしれません。
なまめかしいクレンジングは、力を入れてはできません。
手先は、くにゃくにゃという雰囲気です。
そう、クレンジングは、とにかく手から力を抜くことなのです。
こすらない、力をいれない、あなたの顔は卵です
まずは、あなたの顔を卵だと思って、割れないように、
力を入れないように。
きずついた小鳥を触るように。
赤ちゃんをなでるように。
お子さんに薬を塗るとき、ゴシゴシ塗ったりしないですよね?
それと同じです。
とにかく、力を抜いて、なまめかしく。
やさしく顔をなでるように、クレンジングをしてください。
コツは、なるべく指先を使わないこと。
手の平を顔にくっつけるように、
手の平の温度を顔に伝えるように、
やさしく、やさしく、メイクにクレンジングを
なじませてください。
小鼻のあたりは、角栓を取りたい気持ちで、
こすってしまいがちですが、
そこはぐっと我慢してください。
小鼻は、薬指で(←これがポイント)
軽く上下に動かす程度のマッサージでOKです。
こすると、肌が角化します
なぜ、クレンジングのときに「こすってはいけない」のでしょう?
次回以降にまた書きますが、クレンジング剤は
多少なりとも、界面活性剤を含みます。
界面活性剤は、皮膚に刺激を与えるものです。
クレンジングでゴシゴシこするのは、
界面活性剤で顔をこすっているのと同じです。
肌荒れの元になります。
ひどくなると、肌荒れが起きたせいで炎症になり、
それがシミになって残るかもしれません。
クレンジングは、あくまでメイクを溶かすもの。
毛穴の汚れは「落ちたらいいな」程度で思っておいたほうが
肌にも、精神的にもいいですよ。
まとめ
まとめると、
・クレンジングは、卵を割ってしまわない程度のやさしさで
・とにかく、自分にやさしく、なまめかしく!
・手の平を意識して
やさしいクレンジングで、肌を大事にしてあげてくださいね。